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2008年03月13日

「ありあり〜」について・その3

沖縄言葉の「ありあり〜」表現についてを考える・その3

「ありあり〜」とは、(はらはらドキドキ 慌てふためく 先入観  こんなはずでは どんでん返し 七不思議  波乱万丈)などと意味が広い。声の出し方や抑揚によっていろんな意味を添えることが出来る言葉である。
ガキ大将の頃から、今の自分のエピソードと不思議な嘘のような話がある。

いよいよ佳境に入る

(5) サルの話:モンキーつながり…不意を付かれた

大里南小学校にサルの太郎と花子がいた。みんながいじめて花子が死んだ。その仕打ちは、爆竹、水攻め、竹でつつく行為であった(僕はイジメていないよ)。何も考えずに子どもは、しばしば残虐なことをする。

ある日、学校で当時流行のモンキー自転車(35年前)乗っていた。バランスを失いサル小屋へ手を付いた。その瞬間、中指をガブリ! 太郎は、両手両足を金網に踏ん張りパワー全開。痛い、寒気がするほど痛い。(ブチクンなりそう)
引っ張り返せる訳がない。自然に任せ、「神様助けてぇー。」初めて、神頼みをした。

やっと満足したのか太郎は顎の力を緩めた。太郎に対し心からサンキューと思った。
自分に対しての天罰であった。



(6) 万座毛の話:こんなはずでは…先入観

小学校2、3年生の頃、門中(むんちゅー・一族)で楽しいピクニック。
ワーイ!初めて行った恩納村万座毛。広々として気持ちいい。先が見えない所を覗くとその先も芝生が広がっていた。さらに、駆けずり回る。飛んだり、跳ねたり、全部がそういう所(先入観)だと勘違いし、断崖絶壁があるとは予想も出来ない(初めて来たのに)。

さぁ大変!断崖へ向かってダッシュ!それを見ていた門中の「ありありー」が始まった。
「止まれー!」の叫び声に身の危険を感じた。スライディングセーフ。人生で一番のナイス・スライディングであった。そのおかげで、楽しいはずのピクニックが台無し、たまし〜ぬがち、まぶやーうとぅち(魂落とす)。その言葉の意味が子供をもって初めて感じる。危険な行為はやめよう。



(7) 不発弾の話:先入観…今では恐ろしい、一歩間違えば…

ガキ大将の自分は、仲間10名を引き連れて川にスッポンをとりに行った。
そこで、100キロくらいの不発弾を見つけ、「いい物みーつけたー!」と思い(火薬がいっぱい詰まっている、ラッキー)何も迷わず、引き上げる事を考えた。
犬の鎖や角材、ロープ、子供の英知を集結させ、作戦開始。3メートル以上引き上げるには、大変な作業であった。「よーし、上げろ。」みんな必死に引き上げる。
しかし、ゴトゴト、ドボン!なかなかうまく行かない、何回も繰り返し、日が暮れ、諦めがついた。もし、朝一番に見つけていたら、とんでもない事になっていたかも…。
無事で良かった、今考えると恐ろしい。




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Posted by 豊見城高校野球部11期 at 04:43│Comments(4)「ありあり〜」について
この記事へのコメント
たーしーさん 生きてて良かったね!

サルに噛まれた指はカンパチになってませんか?
万座毛には2度と行かせたくない場所ですね!
不発弾はその後どうなりましたか?

ありあり~は、パート4もあるんですか?
Posted by マッシー!! at 2008年03月13日 12:56
はじめまして。
………
『「ありあり~」について・その3』だけ
拝見しました…が、恐怖映画、幽霊話よりも
怖いです~~~~~!!!
はまりそうです。。。
Posted by うっちらうっちら at 2008年03月13日 13:09
マッシー!!さんへ

ありあり~は
パート5まであります

太郎はその後、原因不明の死を迎えました・・・
Posted by 豊見城高校野球部11期 at 2008年03月14日 20:58
うっちらさんへ

コメントありがとうございます。
また、遊びに来てください。
Posted by 豊見城高校野球部11期 at 2008年03月14日 21:00
 
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