2008年03月09日

「ありあり〜」についてその1

沖縄言葉の「ありあり〜」表現についてを考える。

「ありあり〜」とは、(はらはらドキドキ 慌てふためく 先入観  こんなはずでは どんでん返し 七不思議  波乱万丈)などと意味が広い。声の出し方や抑揚によっていろんな意味を添えることが出来る言葉である。
予想から外れた時のパニック状態、常識外れの事に対しての表現であろう。

ガキ大将の頃から、今の自分のエピソードと不思議な嘘のような話がある。



(1)犬の話1:先入観からのどんでん返し

幼稚園の頃、家の庭に見知らぬ犬がいた。5、6名の仲間と一緒だった。知ったかぶりで、悪ガキの僕は、「この犬、カワイイイヨー。」「オテッ、」と手の平を出した。最初は無視をされた。しつこく繰り返すと、「ウゥー」「バヴッ!」ガブリとお 手の状態で噛まれた。本人ビックリ、とても痛い、みんな、あ然、深く噛まれて大泣きした。


(2)ハブの話:心の迷い パニック 魂ヌギトーン

僕が小学2年生の頃の話。ひとつ下の子が山で遊んでいる時、ハブを見てビックリ(パニック)したそうだ。その拍子で、ぞうりを履き捨て逃げ帰って来たという。

それを聞いた僕は、「どこに、ハブがいるわけー? よしっ、俺が仇をうってやる。」その現場、山へ入って行った。ハブが入った穴を掘り出し、するとハブのしっぽが見えた。小さいハブだと思った。それを引っ張ると、ズルズル出てくる、まだまだ出てくる、後へは引けない。

なんと、自分の身長(120cm)と同じ位のハブが出てきた。(心の迷い)、どうしていいか、わからない。噛まれるわけには行かない。ヒーローにもなりたい。ハブを掴んだ手を上げて、全力で走り、引き摺り、どうしていいかわからない自分は、家までまっしぐら。

その光景を見ていた大人やにぃーにぃー(アニキ)達が「ありありー、ありありー」の大合唱。僕を見ている全ての人が、ありありーと思っていたようである。危険を知らない純粋な僕は、後で親にたっぷり叱られた。

 …………………………………………
このような経験は、同期生でも那覇の出身者ではないだろうと思う。

おーざとのたーしーの野生の証明である。


同じカテゴリー(「ありあり〜」について)の記事

Posted by 豊見城高校野球部11期 at 19:30│Comments(3)「ありあり〜」について
この記事へのコメント
たーしー先輩 笑わす!!(爆笑)

しにウーマクー!
今は、犬嫌いではありませんか?噛まれてなかったらメジャーいけたとか?
ハブは玉泉洞に売って来たらよかったのによ~
野生児ですね!
もっと聞かせて下さい。
Posted by マッシー!! at 2008年03月10日 11:15
マッシー!!さんへ

ありがとうございます。
まぁこの程度は序の口です・・・
これからも期待して覗いてください。

南城市大会頑張ってください
Posted by 豊見城高校野球部11期 at 2008年03月10日 19:24
たーしーさん 序の口とは・・・・・

笑を通り越し恐くなってきました。
Posted by マッシー!! at 2008年03月11日 15:52
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。